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2013年02月18日  アメリカの中等教育
2013年02月18日  ●アメリカの初等教育
2013年02月18日  ●アメリカの教育制度

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●アメリカの教育制度

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アメリカでは、学区と呼ばれる地域によって、教育制度や学校制度が異なっています。ただし、基本的な部分、つまり10年間以上の初等教育・中等教育、また高等教育における準学士・学士・修士・博士という4段階(博士課程は、修士課程と並列して存在することがある)の学位制度などは、どの地域にも共通です。.

アメリカでは、特別支援教育をはじめとするオルタナティブ教育が盛んで、公立校・私立校に加えてホームスクーリングも合法となっています。平均すれば、だいたい日本の高校1年生くらいまでの内容を大学入学までにやるというカリキュラムになっているようです(しかも日本でいう英語のような「外国語」に相当する科目は普通は無い)。

成績優秀な学生の中には、積極的に高度なことを自分で学ぼうとする学生も多く、そのような学生の後押しをする体制が整えられています。そのため一部の有名校の授業レベルは一般に非常に高くなっています。

そして、教育の質が高ければ高いほど学費も高額になる傾向があり、俗に一流と呼ばれる大学では、年間の学費が日本円にして300万円を越えるところもざらです。しかし、大学院の自然科学系や工学系においては、ほとんどの学生が後述の「TA」や「RA」をすることにより、学費が全額免除になり、十分な生活費も支給されるのが一般的になっています。

アメリカの教育は、独自のプラグマティズム(実際の役に立つことを学ぶべきだという考え)の伝統を有するとともに、ヨーロッパに由来する教養主義的なエリート教育の伝統も保持し続けてきています。

また個人主義の社会文化を反映して、基本的に個人の自主性を尊重する傾向があると言われています。決まりごとなども、すべての点において交渉の余地があり、入学選考時にも成績だけでなく様々な角度から吟味がなされるそうです。

研究面でも、世界的に有名な総合大学も数多く存在し、日本を含め世界中から多くの留学生を惹きつけています。大学院においては留学生が特に多く、過半数を留学生が占めることも珍しくはありません。

アメリカ最古の高等教育機関とされるハーバード・カレッジ(現在のハーバード大学)は、1636年に設立されたものです。以後、東海岸には幾つかのリベラルアーツ・カレッジが誕生し、その後は、開拓とともに西部にも数多くの学校が作られるようになっていきました。初期の学校はほぼ全て私立大学でしたが、イギリスからの独立後は州立大学が作られるようにもなりました。